2014年04月17日

【広めてください!】原発再稼働反対の意見広告 協力のお願い

川内原発が再稼動に向けて優先的に審査されていますね。
そんな中、再稼動を何とか止めたいという声を大きく形にしようと、新聞への意見広告掲載の動きがスタートしています。

一方で、各地の原発施設30キロ圏の避難計画策定がなかなかできないという現状があります。
規制委員会は防災・避難計画と再稼動とは切り離して進めたいようです。ただ同時に、規制庁は「「規制基準」を満たした原発でも事故は起きます」という発言もしている。これは、今年1月20日(月)に開かれた原子力規制庁との院内交渉集会での発言。

○ 質問「規制基準を満たした原発でも事故は起きますか?」
以下、その回答と、当日の交渉で規制庁が答えた内容のあらましである。

規制庁:
「規制基準」を満たした原発でも事故は起きます。この基準は最低のもので、あとは事業
者の責任です。規制庁の役割は審査することであり、審査結果と審査過程を国民に丁寧に
説明していくまでで、地元了解をとることはしません。地元への「説明」と「了解」は切
り離すというのが政治的判断です。政治的判断を含む了解手続きに、規制庁はタッチでき
ません。…放射能の拡散シミュレーション・モデルにも限界があります。その結果、どう
するかは自治体と住民、および事業者で判断してください。

この院内集会でのやり取りの詳細は、「たんぽぽ舎」メルマガ【TMM:No2116】2014年3月15日(土)で確認できます。

というわけで、「事故は起こる」といっているのだから、安全の「確保」はできないということ。その上に、防災・避難計画は知りません、各自治体でどうぞ・・・ということ。こういった中で「再稼動」に無理やり持っていくということなのだから、これに対し「ふざけんなよ!」と怒らなければならないでしょう。まさに「大多数の命より一部の人間の儲け・保身を優先」ということなのだから。

意見広告実現に向け是非ご協力を!!!
↑クリックしたらPDFチラシにリンクします。

※詳細については上のPDFチラシもしくは下の散らし画像をご参照ください!

再稼動反対の意見広告 協力のお願いチラシ.JPG
posted by タネ at 02:33| Comment(0) | お知らせ(市民活動) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

米国で始まった脱原発の動き(下)


たんぽぽ舎からの重要なメルマガ記事「米国で始まった脱原発の動き(下)」です。

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米国で始まった脱原発の動き (下)
 │ 急激に縮小する原子力開発計画
 │ 10億ドルの予算で始まり 300億ドル(3兆円)見通しに。予算凍結
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

○かさむコスト
 もともと10億ドルの予算で始まった施設建設は、米国NGOの「憂慮する科
学者同盟」エドゥイン・ライマン上級研究員によれば、既に現時点での見積も
りでも77億ドルに急騰し、最終的には300億ドルにものぼるとみられている。
 今回凍結された予算は、2015会計年度(2015年10月から2016年9月)で、こ
れは解体核兵器を含む国家安全保障上の予算総額が279億ドル(2兆8千億円)
の規模だ。。
 その中からMFFFを含むMOX燃料製造予算を削減し、総額を117億ドル
に圧縮した。解体核プルトニウムに関する予算は、MOX計画が外された結果、
安全管理のための16億ドルにまで削減されている。
 エネルギー省の予算削減は、これ以外にも「小型モジュール原子炉研究費用
9,700万ドル(約100億円)、先進的原子炉開発と核燃料サイクル技術予算8億
6,300万ドル(約880億円)」が含まれている。文字通り「先進的」原子力開発
予算が大きく削減されていることが分かる。
 MFFFの肥大化するコスト、どこかで聞いたような話だが、米国において
も想定されない事態が度々発生し、そのたびに見積もりを修正していくうち、
ついにMOX計画自体が総額3兆円規模にふくれあがり日本と同様の道筋を
辿った。
 しかも、ここで製造出来るのは最大でも32トンのMOX燃料だけである。
プルトニウムを燃料にしても、その後に燃やすあてがなければ何もならない。
 実際に米国では、MOXを燃やす原子炉は決まっていない。

○MOX計画から逃げる電力
 MOX燃料を使う予定だったマクガイヤ1号、2号機、カトーバ1号、2号
機(デュークエナジー社)の合わせて4基の原発で予定していたが本格実施は
出来なかった。
 フランスのカダラッシュにあるアレバ社のMOX燃料製造工場で作られた燃
料体を入れて行われたMOXの燃焼試験では、異常な膨張などがあったとされ
ている。原因はアレバ社の設計にあるとしているが具体的な情報は公開されて
いない。軍事用のプルトニウムであることから、秘密にされている。
 しかし異常燃焼を来したことで、それぞれの原発でのプルサーマル計画は中
止された。言い換えるなら、商業規模で使用するには看過できないほど危険
だったことを意味する。
 これでは使うあてのないMOX燃料体をいくら製造しても無駄で危険なだけ、
そのため兵器級プルトニウム処分計画は根本から見直さざるを得なくなった。

○ウラン濃縮「USEC社」の破産
 世界の原子力産業界に衝撃が走る事態がもう一つ明らかになった。
 世界第三位のウラン濃縮企業、米USEC(ユーゼック)が、3月5日に連
邦破産法第11条の適用を申請(日本では民事再生法の適用に相当)、事実上の
経営破たんを来したことが明らかになった。
 ウラン濃縮については、日本の原発が全部止まっている現在、世界需要の大
きな部分が事実上消滅した。ドイツも脱原発の方針の下で稼働する原発が急減
している。日本は2010年に約700トンの濃縮ウランを輸入したが、そのうち500
トンがUSECでの濃縮だった。
 さらにUSECでは、日本の需要を当て込み、高性能遠心分離法などの新た
な濃縮プラントに投資する計画が進行していた。これもまた経営を圧迫したと
考えられる。
 ウラン濃縮工場を運営してきた会社が破産を申請したことは、原子力産業の
黄昏がダウンストリーム(再処理や廃棄物処分)だけでなくアッパーストリー
ム(鉱山から核燃料加工まで)の分野においても確実に広がっていることを示
している。<了>

posted by タネ at 00:59| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たんぽぽ舎のメルマガより:米国で始まった脱原発の動き(上)


たんぽぽ舎(www.tanpoposya.net/‎)はメルマガで貴重な脱原発情報を送ってくれています。
ドイツに行っていたこともあり、3月分はなかなか読めない状態だったのですが、気になる文章「米国で始まった脱原発の動き」が3月下旬に登場していたのでここに転記します。「上」(3月19日)と「下」(21日)の連載です。まずは「上」から。

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米国で始まった脱原発の動き (上)
 |  プルサーマル、ウラン濃縮、新型炉開発
 |  急激に縮小する原子力開発計画 
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

○ 米エネルギー省は、解体核兵器から取り出されたプルトニウムを燃やす「プルサーマ
ル計画」を事実上断念した。世界で進行していた、プルトニウムを軽水炉で燃やすという
計画は、これでフランス以外は商業規模では全部消滅した。
もちろん、日本も現在、止まっている。
 福島第一原発震災が世界に与えた衝撃が巨大だが、米国においても大きな方針転換につ
ながっている。

○米国プルサーマル終焉か
 共同通信などが伝えているところでは、オバマ大統領は3月5日、核兵器級プルトニウ
ムを混合酸化物燃料(MOX燃料)に加工する施設への予算を凍結し、事実上の計画断念
を2015年度予算教書で発表した。
 この施設は「混合酸化物燃料製造施設(MFFF)」と呼ばれ、サウスカロライナ州エ
イケンのサバンナ・リバーサイトに「ショー・アレバ・MOX燃料サービス社」が建設中
だ。名前の通り、フランスのアレバ社との合弁企業で、施設はフランスのメロックス社製
MOX燃料施設をベースに作られている。
 米国では商業再処理は行われていないので、プルサーマル計画は唯一、解体核兵器の処
分方法として2002年に計画された。
 米ロのSTART(戦略兵器削減交渉)などにより保有できる核弾頭の数が大幅に削減
され、それに伴って解体核兵器から取り出される、高濃縮ウランと核兵器級プルトニウム
の処理方法について議論になった。
 高濃縮ウランは天然ウランや劣化ウランと混ぜて希釈すれば、そのまま核燃料になるが、
プルトニウムは、そのままでは燃やせる原子炉は存在しない。そこで米国では解体核プル
トニウムの半分を天然ウランと混合してMOX燃料を作り、原発で燃やすことを計画した。
 およそ34トン(その後25トンに減らされている)の核兵器級プルトニウムから年間3.
5トン程度のMOX燃料を作る予定で2007年に施設の建設は始まっていた。当初の完成予
定は2016年、それが大幅に遅れ現時点までの進捗は60%で操業開始も2019年と先送りにさ
れていた。(下につづく)

posted by タネ at 00:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

ドイツ滞在中の記録その4:ドイツ各地から日本・大阪へのメッセージ


【ドイツ各地から日本・大阪へのメッセージ】
ゲッティンゲン滞在中の3月9日には大阪で「さよなら原発 3.9関西行動」が開催されていた。ドイツに来ていないとしたらこちらの「関西行動」のスタッフをしていたはずの僕は、ドイツ−大阪間のメッセージ交換をアレンジする役割も担っていた。ドイツからは3つのメッセージを頂き、スピーチやミーティングや抗議活動の合間の時間に日本語に翻訳。

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1.ゴアレーベン核廃棄物処分場建設反対同盟前委員長・キャスティン・ルーデックさんからのメッセージ

関西の仲間の皆さん、そして9日・大阪の脱原発集会とデモに参加されている皆さんへ、
 皆さんが本日集っていること、皆さんと私たちが一緒に同じ目標に向かって立ち上がっていることを、とても嬉しく思います。核エネルギーの無い、核廃棄物の無い、そして核の惨事の無い世界という共通の目標です。
 もちろん、企業の強大な力が私たち地球の住民を邪魔しています:この強大な力によって、利益に執着する連中をきっぱりと拒絶することが難しくさせられているます。しかし、私たちの子供が、病気にかからず、幸せで健康で自由に暮らせる世界を弛みなく作り続けることは、私たちの権利であり同時に義務でもあるのです。
 私たちからの連帯の挨拶を皆様にお送りします。ヒロシマ、ナガサキ、フクシマの被曝者たちに何が起きたのか、私たちは決して忘れません。毅然と立ち向かい続けてください。人々の力を信じ続けてください。
 きっとやり遂げる日が来ます。それを信じています。私たちは互いに心強い仲間に恵まれましたし、共に、再生可能エネルギーに溢れたすばらしい未来という希望を得たのです。
ゲンパツ、ハンタイ!
サイカドウ、ハンタイ!

ゴアレーベン・アンチーニュークス・レジスタンスより、最大の敬意を表し、温かいハグを送ります。
キャスティン・ルーデック
(ゴアレーベン核廃棄物処分場建設反対同盟前委員長)
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2.Sayonara Nukes Berlin(Kazagurumaデモ主催者)からのメッセージ

大阪のみなさん、こんにちは。
私たちはベルリンで反原発活動をしている日本人による市民グループです。

私たちは、日本で活動されるみなさんに連帯し、日本はもとより世界各地での原子力エネルギーからの撤退を求め、ベルリンでも、ドイツの反原発団体アンチアトムベルリン(Anti-Atom Berlin)、シャハト・コンラート反対運動(Arbeitsgemeinschaft Schacht Konrad e.V.)、ベルリン自然の友(NaturFreunde Berlin e.V.)らと共同で、3月8日に「かざぐるまデモ」を行います。

私たちは、原子力のもたらす命への不安に怯える事無く生きる権利を持っています。福島第一原子力発電所の大惨事から、3年が経とうとしています。日本政府は、正しい道を歩んでいると云えるのでしょうか。また世界各地では、未来を見据えたエネルギーへの適切な進路は取られているのでしょうか。

私たちは、脱原発と自然エネルギーへの早期転換を願うと共に、未来への希望のシンボルである風車に思いを托し、ベルリンから日本のみなさんを応援しています。

Sayonara Nukes Berlin
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3.ドイツ・ゲッティンゲン脱原発グループ連合からのメッセージ

原子力に抗する日本の闘いに賛同します

 チェルノブイリやフクシマのような原子力事故の悪夢は、またいつでも起こり得るものです。すべての核施設は、地震大国日本であれ、ドイツであれ、ほかのどの地域であれ、時限爆弾なのです。この時限爆弾は地球規模で将来何世代にもわたる影響を及ぼします。フクシマ・メルトダウンという事態にまで至った今、原子力エネルギーからは足を洗うべきです。
 原子力ロビーが政治家と結託して、再び原子力キャンペーンを広めています。脱原発運動の担い手たちは非難され、犯罪者扱いされ、言論抑圧の指令まで出されている始末です。放射能による被害者は孤立させられ、汚名を着せられています。
 それでもまだ足りないかのように、前政権が踏み出した脱原発の第一歩は、安倍晋三を首相に掲げる現政権によって覆されてしまいました。加えて、日本政府は近隣諸国に対してますます強硬な姿勢を示すようになっています。日本と海外との関係に不吉な影が忍び寄っています。軍事予算の大幅な拡大には、安倍による靖国参拝、第二次大戦の戦争犯罪者たちへの崇拝がセットになっています。
 したがって、地震大国で原子力に執着し続けるという許しがたい愚行からは、次の結論しか出てこないでしょう:日本政府は核兵器を持つ可能性を常に持ち続けたいということです。
 私たちは、日本の厳しい状況の中で原子力権力に抗って行動を続ける人たちを断固として支持します。そしてドイツだけでなく日本の、そして世界のすべての原子力施設を閉鎖するよう強く要求します。原子力技術はこの美しい地球に住まう全ての生命に対する世界大の脅威であり、だからこそ、これに対する抵抗は地球規模の人間性回復の問題として必要とされるのです。福島第一のメルトダウンから3年経った現在、日本中の抗議活動に心から賛同します。

2014年3月 ドイツ・ゲッティンゲン脱原発グループ連合
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キャスティン・ルーデックさん、
Rokko Held(Sayonara Nukes Berlin)さん、
ドイツ・ゲッティンゲン脱原発グループ連合の皆さん、
にはここで改めて心からのお礼を申し上げます。

写真は、ゲッティンゲン・グループによる日本に向けたメッセージのドイツ語原版です。

18_message from Gottingen.JPG

posted by タネ at 18:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドイツ滞在中の記録 その2の補足:インタビュー映像(YouTune)


ドイツ滞在記その2のインタビューは、映像をYouTbeにアップしてあります。字幕もつけてあります。



映像の右下の字幕アイコンをクリックして、字幕昨日を「オン」にしてご覧ください。

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3月7日(金)、1時間弱にわたって、「アンチ・アトム・イニシアティブ・ゲッティンゲン」の中心的存在の一人アネット・ラマスワミィさんにインタビューを実施。7人の子どもを育て上げ、パンは毎度自分で作るという彼女からは、脱・原発支配社会を考え、行動に移す上で非常に重要なお話をうかがった。

・このグループは東電福島第一事故をきっかけに設立
・チェルノブイリ原発事故が、彼女が脱原発活動を始めるきっかけとなる
・チェルノブイリ原発事故直後、4人目の子どもを出産、その時まさに「フォールアウト」がいったいを汚染
・現地生産の牛乳は100ベクレル/リットルを超えて汚染
・政府も「専門家」も動かない中、自分たち住民主導で食品汚染対策を進める
・そういった困難な経験があるからこそ、福島原発事故を受けて、再び立ち上がり原発の問題に取り組むようになる
・メルケル政権は、福島原発事故を受け「脱原発」方針を決めたとされるが、この裏で、ドイツは原発継続をあきらめていない
・日本と同様、「原発がなくなれば電気代が上がる」という強迫観念をまき散らせ、原発の息を長らえさせようとしている
・原発が動けば動くほど、使用済み燃料はじめ核廃棄物が生み出される。核のゴミは既に深刻な問題なのに、更に深刻になる一方。だからこそ「今」止めなければならない。
・原子力産業を根本的に支えているのは「儲けと成長」という固定観念であり、そこでは「吾(われ)唯(ただ)足るを知る」という意識が完全に欠けている

アネットさんからのメッセージ:
「原子力支配社会に抗するために仲間を集め、立ち上がる人が日本で増えたら嬉しいわ。そのために余分な時間が必要とは思わないの。あなたが本当に大切だと思うことのためには、いつだって十分な時間を作ることができるはずだから。そしてそれを実行することは、あなたに力を、そして何より誇りを、与えてくれるはずよ。」

posted by タネ at 18:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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